森ガールにはほど遠いハル母である。
カメラを片手に公園をお散歩し、雑貨やさん巡りの後はカフェでまったりする森ガールに対し、36歳の細マッチョガールは、掃除機片手にキッズ部屋を張り込みし、ゴミ処理班として働いた後は自前のコーヒー飲んで寝ころぶ。
キッズたちの創作意欲と芸術のセンスは素晴らしいが、限りある資源と限りあるスペースを有効活用するために、月イチペースでの分別ゴミ処理(この場合の“分別”とは、残すもの1割と捨てるもの9割に分けることを意味する)が必須である。
それを指揮監督命令するのが、さ~(Sir)の称号を持つハル母、さ~ちゃん。
鉄砲玉のごとく最前線を行くのは、もちろん当事者のハル&らく。
キッズたちの芸術品を残しておきたい気持ちはあるが、指揮官と最前線のどちら側についた方が得策かわきまえているハル父は、己を没して記録係(捨てられる芸術品をカメラに残す)に徹する。
指揮官への忠誠心ゼロで、気が散りやすく尻の重い最前線部隊2名のスローな動きにムチ打ち、何とか今月もブタ小屋からの脱退。
芸術品を分解していく作業には、鬼の指揮官も少しココロが痛む。
「また新しいの作るから捨ててもいいよ。」と涙をのんで優等生発言のハルに対し、一方のらくは・・・。
「(昨日作ったばかりの作品を持って)コレは捨てないんならお片付けしときなよ~」と情け心を出した指揮官に対し、「あっ、それね、捨てていいよ。もういらないし。」と清々しいほどに見切りがいい、男前らく。
ハル母のオトコらしさを見事に受け継いてくれている。
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