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2010-01-14

ハル母の奥義、分身の術

 

わが家の伝説は、ここからはじまった?

わが家の伝説は、ここからはじまった?

年末年始の帰省中、1年ぶりに姪っ子ら(小学校3年、2年)と再会し、子どもの成長は早いなと痛感したと同時に、その小悪魔(悪代官とも言える)ぶりに、私も幼い頃はそうだったのだろうかと自問した。

実家の両親はそんな姪っ子たちを見て、ハル母の小さい頃とソックリだ、ハル母の3号だ、4号だと言う。実に心外だ。

 

小学校2年のA嬢が言う。

「お父さんが臭い。玉ねぎみたいな臭いがする。お父さんは洋服の匂いだと言うけど、ぜったい違う」

 

ハル父は同じ父親としてA嬢の父親に心底同情し、ウチは女の子がいなくて良かったと安堵していた。

A嬢の父(=ハル母の従弟)は33歳、加齢臭にはまだ早い。

 

小学校3年のR嬢は、自他共に認めるじじっ子だ。初孫だったこともあり、甘やかされ放題。じいじは孫が生まれた途端、「叱る」というスキルだけ健忘。親戚一同から「瞬間湯沸かし器」と異名を取った怒りっぽいヤクザな中尾彬似のじいじは、孫の前ではお釈迦様と化す。

そうして甘やかされたR嬢には数々の逸話がある。彼女の父親(=ハル母の実弟)がそうだったように、彼女も大のシャンプー嫌いでアタマからお湯をかぶれなかった。同情したじいじは、彼女を近所の美容室にシャンプー&ドライのためだけに連れて行く始末だ。

じいじに抱っこされて夕食を取っていた彼女の嗜好はすっかりオヤジ色となり、好物はイカの塩辛、漬物、刺身、数の子、煮魚の目玉・・・とオヤジ一直線だ。小学校1年生の遠足で、おやつにサラミを持っていったのも頷ける。

 

だが、普段は呆れることの多いR嬢とじいじの会話にも、こんな微笑ましいエピソードもある。

 

「今年はサンタクロースは来ないと思うよ」とイジワルを言うじいじに、「えー!!そんなのイヤだ。どうしたらいいの?」とR嬢。そこでじいじが「じゃ、サンタさんに来てって電話したら?」とアドバイス。

「サンタさんの電話番号知らないもん」とふてくされるR嬢に、どこまでも悪戯好きなじいじが「104(NTT)で訊いたら?」とささやく。

まだまだ素直さを忘れていないR嬢はすぐさま104に電話し、「すみません、○○町(ハル母の実家がある町)のサンタさんの電話番号を教えてください」と伝えた。

もちろんオペレーターは「サンタさん?三田さん?三太さん?・・・そのお名前での電話番号のお届けはありません」と答える。

その夜、R嬢は帰宅した彼女の父にもサンタさんの電話番号を知らないかと訊いたそう。

 

2004年7月に始めたこのブログには、もう5年半分の軌跡が記録されているわけだが、将来成長したハルやらく、姪っ子たち、そして何より年老いた私たち自身が読み返したときに、何かしらの感慨が残ればと願う。

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